超伝導やスピン液体の性質や起源を解明

研究者 吉田 紘行准教授

私は、遷移金属酸化物や金属間化合物等の強相関電子系における超伝導やスピン液体といったエキゾチックな巨視的量子現象を研究対象としています。超伝導などの電子の集団的振る舞いの起源は、一部は理解されているものの、まだ完全には解明されていません。私の研究では、様々な固体化学的な手法を用いて物質を合成し、物性を評価することにより、超伝導やスピン液体の性質や起源を解明する事、また、その知見を基に室温超伝導や新たな物理現象・概念を開拓する事を目指しています。

吉田 紘行
准教授Hiroyuki YOSHIDA

キーワード 強相関電子系, 磁性, 超伝導, マルチフェロイクス, 幾何学的フラストレーション, トポロジー, スピン液体
分野 新物質科学, 物性物理学, 強相関電子系
事業
  • 2013年度