大友 陽子

研究者 大友 陽子准教授

大友 陽子
准教授OHTOMO Yoko

分野 地質学、資源情報学
事業
  • 女性研究者アンビシャステニュアトラック
/
  • 2024年度

概要

グリーンテクノロジーの推進により金属資源の需要は増加しており、鉱山開発は鉱石の品位低下と採掘深度の深部化、鉱山技術者の不足といった問題を抱えています。

私達の研究グループでは、ハイパー/マルチスペクトルカメラと機械学習を用いた岩石・鉱物鑑定システムの開発により、現場の熟練技術者不足のサポートや作業効率化による負担軽減を目指しています。このような技術の信頼性を向上させて社会に提供するためには、教師データとしての地質・地球化学的情報を選定する地質学者とアルゴリズムを開発する情報技術者間のすり合わせが必要不可欠であり、私は地質学の立場からトンネル建設現場のヒ素汚染問題、国内外の鉱床探査や鉱山開発地域の環境影響評価などの様々なケーススタディを通して地質学と情報学を高度に融合するための試行錯誤を続けています。