真栄城 正寿

研究者 真栄城 正寿准教授

真栄城 正寿
准教授MAEKI Masatoshi

分野 マイクロ化学、分析化学
事業
  • アンビシャステニュアトラック
/
  • 2021年度

概要

我が国が目指している未来社会Society 5.0のヘルスケアに向けて、患者ごとに適した個別化医療の確立が求められています。個別化医療の実現のためには、患者の状態を簡便・迅速に測定し、症状に合わせた医薬品を必要な時に必要な量だけ合成・製造する必要があります。

私は、個別化医療実現に向けて、診断・分析や合成などの化学反応に必要な単位操作(混合・反応・分離・分析)を手のひらサイズに基板に集積化したマイクロ流体デバイスの開発に取り組んでいます。特に、COVID-19のワクチンとしても実用化されている脂質ナノ粒子を精密に製造可能なマイクロ流体デバイスの開発を進めており、薬学部や企業と連携して社会実装を目指して研究しています。